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国立公園のシステム
 
 

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国立公園の概要

園内で楽しむために

各国立公園のデータ

 
 

 カナダ連邦が誕生したのが1867年。まだまだ若い国にもかかわらず、その20年後には国立公園システムが発足しました。これは、アメリカのイエローストーン、オーストラリアのロイヤル国立公園に続く、世界で3番目の国立公園となります。現在は43箇所まで数を増やし、更に数箇所の公園が国立公園になるべく、調査/研究が進んでいます。
 カナダで最初の国立公園は、まさに皆様が訪れようとしているバンフ国立公園です。発足当初は26kuの広さで始まったこの公園も、現在では6641kuの大きさまで拡張されました。これは、茨城県(6408ku)とほぼ同じ大きさになり、その規模が想像できると思います。
 国立公園入園には入場料が必要となり、2007年12月現在では、$8.9/一人、$17.8/車一台、123.8/年間が必要となります。この入園料は、国立公園の整備、研究、人件費、レスキュー代、施設代として、下記に述べるカナダ環境省からの予算の一部となります。その割り当てられている予算は約700億円、日本の約7倍です。人口3300万人にすぎないカナダですので、人口一人当たりの負担額にすると、日本の約3100倍にもなります。カナダの国立公園は、世界的にも有名であり、魅力的な場所なので、世界各国から観光客からの入園料が大きな金額になるとはいえ、この金額の差は歴然としています。
 カナディアンロッキー地区には、バンフ、ヨーホー、ジャスパー、クートニー、ウォータートンレイクスの計5箇所の国立公園があります。それぞれの国立公園がそれぞれの特徴を持っており、毎年多くの観光客が訪れます。この中でもバンフ国立公園は、カナダの国立公園の中でもダントツ1位の入場者数を誇り、その数約300万人にのぼります。
 日本の国立公園は、「地域自然公園」「風景の保護」の2点に焦点をあて、国立公園内に住む住人の所有権、財産権の尊重、産業との共存、1つの風景としての保全を主たる目的としているのに対し、カナダの国立公園は環境保護、生態系維持に力を入れています。これは、2国間で国立公園の成り立ち、文化、歴史などが全く異なるところに、起因していると思われます。
 国立公園の実際の管理、運営は環境省の管轄下にある、パークスカナダという部門がおこなっています。1911年(明治44年)に設立され、国立公園を専門的に管理する部門としては、世界で最初となります。


国立公園のシンボルはビーバー。
公園の出入り口でこの看板を目にすることができると思います。

 カナダの国立公園は、広大な自然を手付かずで、あるべき姿で保つ為に、国家単位で法整備をし、現場の一人ひとりにまで、その目標が徹底されていることが特徴です。このおかげで、我々は安全に、壮大な自然遺産を楽しむことができるのです。

 
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