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偶然から必然へ。カナダで山の案内人。

山の世界を知るようになったのは、大学の自転車部に入部したことがきっかけでした。ここでは、ツーリングを通して自然を親しむようになり、心身ともにアウトドアの魅力に惹かれていきました。そしてそのベクトルは少しずつ「山歩き」へと向いていきました。基本的に山はソロ(単独山行)がほとんどでしたが、その分、自分と向き合う時間が多くあり、今思えばとても貴重な時間でした。山の中でテントや食料を担ぎながら、真剣に「自分の将来」を考えていた頃が懐かしいです。

大学も終わりの頃になると、相変わらずソロで山に行ってましたが、「山で見た美しい景色を言葉で伝えるのではなく、家族や仲間に実際に見せてあげたい(見てもらいたい)」という思いが強くなり、ただ漠然と山に携わる仕事がないか模索し始めてました。今ではインターネットでいろいろ調べられる時代ですが、その頃は調べるツールがほとんどなく、「山岳ガイド」という仕事があることさえ知りませんでした。
いろいろ模索している頃に偶然な出来事が起こりました。その頃、山の雑誌「山と渓谷」の記事にカナディアンロッキーの山を案内する現地日本人(難波寛、現ヤムナスカ・マウンテン・ツアーズ代表)が紹介されていて、この時、初めて「山のガイド」という職業の存在を知りました。この事を知って間もなく、カナディアンロッキーへ自転車旅行から戻ってきた友人が、旅の話の中で、現地の日本人にとても親切にしてもらった話を聞き、偶然にもその雑誌の人と同一人物だったことが判明しました。

出会いを大切に、心を込めておもてなしをしたい。

これをきっかけに、難波と知り合い、ヤムナスカの登山学校の存在を知り、カナダで山の技術を学んでガイドになりたいという目標ができました。そういう仕事があることを知った事の喜びと共に、暗いトンネルから少しばかりの光が射した瞬間でした。

大学卒業後、カナダの渡航資金、山岳学校の学費を稼ぐために登山用具店の「カラファテ」で1年半ほど働きました。スタッフは皆、クライミング、テレマークスキーのエキスパートで、働きながらいろいろ学ぶことができました。自分にとっては登山学校前の準備期間として大切な時期を素晴らしい人達と時間を共有できたことに感謝しています。1999年の9月にカナダに発ち、カナダでの基盤作りがスタートしました。(よろしければ下のプロフィールもご覧ください。)

美味しいものを食べた時、面白い映画を観た時などの感動を誰かに伝えたいと言う気持ちは誰でも思うことでしょう。それと同じように、「この美しい景色を多くの人達と分かち合いたい」という思いが発端で、この道を歩み始めました。その過程で多くの人達と出会い、環境が目まぐるしく変わっていく困難な時には、周りの人達に暖かくサポートしてもらいながら、ここまで来ました。偶然な出来事から必然な出来事に変わっていく瞬間を何度も見てきた感じがします。
これからもこの想いは変わることなく、ツアーに参加していただいた方と一緒に感動していきたいです!

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プロフィール
岩田薫 プロフィール

岩田 薫(イワタ カオル)

1974年12月15日生まれ 寅年
東京出身
所有するガイド資格
  • ACMG
  • RMAM
  • IGA

カナダに初めて訪れたのは、1999年の9月1日。現在所属するヤムナスカの登山学校に入学したのは、2000年の春。ハイキングガイド(見習い)として働き始めたのは、2001年の夏。下積みを経て、2002年にACMG(カナダ山岳ガイド協会)の公認ハイキングガイドとなりました。
また2001年の冬からは、3シーズンSnowy Owl社で犬ぞりのガイド(マッシャー)として働いてました。今はオフィススタッフとしての顔もあり、山旅の企画から手配業務を通年で行っており、旅の準備から皆さまの感動のお手伝いをしております。最近は、オフィス業務が多忙の為、ガイドに出る機会が少なくなってきていますが、オフィスと現場にバランスよく携われることを目標にしてます。

 

プライベートでもハイキング、登山はもちろん、夏はロッククライミング、冬はテレマークスキー、トレイルランニングを楽しんでいます。特にロッククライミングは、もっと上達して高難度(5.12以上)のルートを少しでも多く完登できることが一つの目標です。(とてもストイックなスポーツなので時折、挫折感に打ちのめされることもありますが、、、笑)遠い目標としては、犬ぞりの経験を生かして、自分の多頭引きの犬ぞりのチームを作ることです。2012年の春から、リタイヤしたそり犬(17歳)が我が家の新しい家族になり、毎日充実した生活を送っています。